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2010年7月16日

【News】ウナギ産地偽装

セイワフードなど捜索 ウナギ産地偽装容疑…大阪府警など - YOMIURI ONLINE(読売新聞)

もうすぐ土用の丑の日。ウナギの需要が年間で最も高まるとき。今日のフジテレビ「とくダネ!」で、またウナギの産地を偽って販売した業者が逮捕されたとのニュースがありました。本当に消費者をないがしろにしています。小倉キャスターは「でも台湾産も味変わらないよ」と発言していましたが、そういう問題ではありません。業者が不正をして利益を得ること、そして食の安全上の大問題。この問題を広く啓蒙しないとまじめにやっている業者がバカをみて不正を行う業者が増えるし、輸入ウナギからは国内で魚への使用が認められていない合成抗菌剤エンロフロキサシンが安全基準値の数十倍検出された事例もあります。そもそも味も変わると思うし。先日老舗ウナギ店で食べたうな重は旨かった!

とくダネ!」がウナギを取り扱う業者にヒアリングしたところ「国産と輸入モノを見分ける方法は無く、業者の良心を信じるしか無い。」との回答。しかし(株)日本同位体分析研究所では「うなぎ産地判別検査に関する技術」を持っており検査を行っているとのこと。産地判別用の基礎データベースを構築し、検査対象のうなぎ(蒲焼き)検体の安定同位体比分析値を判別分析と呼ばれる統計手法で輸入・国産として判別するものらしい。ウナギの組織を構成する原子は養殖池の水、餌に由来しており、その組織の原子(窒素、炭素、酸素)を分析して原産国ごとのデータベースを構築。被検体の酵素原子の数値と照らし合わせて判別。判別精度は 93.2%と高い。こちらのページ(うなぎ産地判別の解説 - 日本同位体分析研究所)に詳しい情報が掲載されています。

国産の数値は低く(7~10)、輸入モノはそれよりも高い数値(11~)となるそうです。その分析結果の書かれた紙が映されましたが、産地表記と異なる数値を示した事例が数件ありました。今回指摘を受けた業者とは別の業者で、業者名欄は黒塗り。今回の事件はまだまだ氷山の一角ということ。この研究所は民間機関なので警察への通報は行っていないらしい。スーパーなどの小売側が検査結果を受けて通報するか、消費者が消費者センター経由でウナギの産地偽装問題の追求を訴えるかしないといけないですね。


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