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2010年11月2日

【News】「サンプル百貨店」個人情報46万3,360件流出 - 株式会社ルーク19

 
ネット通販利用、46万人分の個人情報流出 - YOMIURI ONLINE(読売新聞)

インターネット通信販売サイト「サンプル百貨店」利用者の個人情報46万3360人分が流出していたことがわかった。

 サイトを運営する「ルーク19」(東京)によると、今年9月頃から、「不動産販売会社から勧誘電話を受けた。会員情報が流出したのでは」といった会員からの苦情が相次ぎ、調べたところ、派遣社員の20歳代の男が会員ほぼすべての情報を名簿業者2社に計33万円で売却したことを認めた。同社は警視庁新宿署に窃盗容疑で被害届を出した。

 「サンプル百貨店」は、サンプル品や試供品を無料または格安で会員に提供、会員が使用した感想などを製造元に届けている。データは転売され、11社に渡っているが、同社は「業者にはデータ返却・破棄の同意を取り付けている」としている。

(2010年11月1日23時04分 読売新聞)



企業からサンプル商品の提供を受けて会員に配布、回収したモニター意見や感想をフィードバックしているマーケティング支援サービス「サンプル百貨店」の会員個人情報約 46万件が流出したそうです。流出原因は人為的なもので、株式会社 リクルートスタッフィングの派遣社員が持ち出したそうです。知人がこの会社主催の「リアルサンプリングプロモーション(RSP)」という、貸切ったホテル会場でおこなわれるイベントに参加したことがあるのですが、多くの関心のある参加者が集まり盛況だとか。ただ、やはり無料やお得といったことに敏感な人たちなので、マーケティング対象としてはかなり限定的な感じがしたとのこと。


流出した情報は「会員様情報の流出について(PDF)」に下記のように説明されています。

流出したことが確認された情報は、会員様の氏名、メールアドレス、性別、年齢、電話番号、血液型、住所、興味分野、生年月日、職業、業種、末既婚、子供の有無、家族構成、自宅区分、世帯年収、携帯電話キャリア、購読雑誌、保有ゲーム機、クレジットカードの有無(有の場合は種類)、買い物における自分の性格、スポーツ傾向となっております。(※クレジットカードのカード番号、有効期限、カード名義、暗証番号は流出しておりません)

これは酷いですね。。


大手企業と取引があるサービスにはどこか安心感を覚える方が多いと思いますが、ネットベンチャーの多くは起業からの年数も浅く、リスクヘッジは不十分。基本アイディア勝負なので体制づくりは後手に回りがちです。自社で専門性の高い人材を抱えにくくアウトソーシングを行い、派遣会社からの出入も激しくなりがち。大手 IT 企業では PC で物理的ストレージの利用を出来なくしたり、ネット接続も制限しています。ルーク19社は TRUSTeプライバシー・プログラムの認証を受け、プライバシーポリシーでは下記のようにうたっていますが、今回のように派遣社員が持ち出しできた時点で下記運用は行われていなかったことになります。すなわち TRUSTeプライバシー・プログラムはなんら意味を成さないとも。


セキュリティについて

当社は、個人情報の取り扱いに際して、管理責任者を置き、アクセス権を持つ社員が限定されたサーバに保管され、適切かつ厳重な予防措置を講じることでご利用者の個人情報保護に努めます。
会員登録などの個人情報登録時には、セキュリティ業界標準であるSSL(Secure Sockets Layer)を使用してインターネット上で送信されるデータの暗号化をすることにより傍受を防止しています。
また、当社は、全ての従業員に対してプライバシーの重要性や個人情報の取り扱いに関しての教育などを定期的に実施することで個人情報保護の管理体制を強化しております。



余談ですが、個人的に派遣制度という企業による搾取システムは、資本主義経済から無くしてほしいです。提供する人材派遣会社は教育や社会保障もうわべだけでほとんどすることなくマージンを絞りとり、受け入れる企業は同じく社会保障や退職金を支払う必要が無いことに加え、いつでも契約終了という首切りが可能。しかも求める仕事は正社員ではできない専門性の高いもの。IT先進国アメリカなどの外国はどうなっているのでしょうか?


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