【Books】図書館利用

先日、市役所に印鑑登録に行ったら、住民基本台帳カードが必要とのこと。もちろん住基ネットは行政側のメリットは多々あるとは思いますが、参加者の利便性向上は微々たるもので、あんまりいい気持ちはしません。以前IT系の会社に勤めていたけれど、職員に十分なセキュリティ意識かつ安全対策をとらせることは難しいと思う。総務省のサイトでは住基ネットに不接続(不参加)な団体に名指しで参加指示がされた旨記載がある。市町村にはプレッシャーがかけられているのですね。また、「最高裁は、住基ネットの技術上・法制度上の安全性を認め、個人情報が漏えいする具体的な危険はない旨の判決を出しました。」との記述があるが、理解に苦しむ。人為的な漏洩リスクは常にあると思うのだが。しかし印鑑証明が必要なので、不本意ながらカードを取得。図書館がこのカードで利用できるとのことなので、久々に行ってみた。

今回は以下の本をお借りしました。

手塚治虫漫画全集 - アポロの歌①~③
手塚治虫漫画全集 - SFファンシーフリー
Stephen King - 幸福の25セント硬貨 【収録】なにもかもが究極的/L・Tのペットに関する御高説/道路ウイルスは北にむかう/ゴーサム・カフェで昼食を/例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚/一四〇八号室/幸運の25セント硬貨
Stephen King - ライディング・ザ・ブレッド

手塚治虫と Stephen King が充実していたのが嬉しい!星新一が3冊しか無かったのは残念ですが、今後も図書館を活用したく思います。

今日は『手塚治虫漫画全集 - アポロの歌①~③』を読破。

アポロの歌:マンガwiki:TezukaOsamu.net(JP)
http://tezukaosamu.net/jp/manga/17.html

男をとっかえひっかえする母に愛なく育てられた近石昭吾は、動物のつがいが仲むつまじくしているのを見ると殺意を覚え、虐待を繰り返すようになる。そして女神は、愛し合うことを憎み、その美しさと尊さを軽蔑する昭吾に罰を与えた。あるひとりの女性に対する、結ばれる前にどちらかが死んでしまうという成就しない愛。そして死しても生まれ変わり、その愛の試練は永久に続く。
手塚治虫の描く鳥の絵が好きだ。特にまつげのあるかわいいその瞳が好きだ。そしてヒロインも魅力的だ。緩やかな曲線とシンプルなラインは、手塚先生ならではだと思います。あとがきで先生が結んでいるように、暗くやりきれないムードがこの作品には漂っています。一途に誰かを想えたらいいのに。。そう思います。

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