【Movie】Tuesdays with Morrie - モリー先生との火曜日

モリー先生との火曜日(原題:Tuesdays with Morrie)』の DVD を観ました。1999年に ABC放送で放送されたテレビ映画の DVD。2000年度プライムタイム・エミー賞を受賞した作品で、主演 ジャック・レモンの遺作です。原作は1997年にアメリカで出版されベスト・セラーとなった、アメリカ人ジャーナリストのミッチ・アルボムによるノンフィクション小説で、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が死を前にして、かつての教え子であるミッチに贈った「最後の授業」を記録したもの。



以下、簡単なあらすじ。


ブランダイス大学の社会学教授だったモリー・シュワルツ教授は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵され余命を送っていた。ダンスとタンゴを愛したモリー。タンとダックが大好物のモリー。幼くして母ミニーを失くし、毛皮コートの縫製の職に就く父は感情を表に出さない寡黙なロシア移民。母の死の一年後にエバと再婚した父は「継母が来たからミニーのことを忘れろ」という。そんな父のことを未だに許せずにいるのだった。

デトロイト在住のスポーツジャーナリストであるミッチは、モリー教授と大学卒業後16年間会っていなかったが、テレビのABCニュースで彼が死の病に冒されていることを知る。気後れがあったものの1,100キロ離れたボストンにいるモリーを訪ねる。その後、訪問を重ね、先生が語る生きる意味を残す為にテープを回して録音するようになる。学生相談の日だった火曜日に。

You know how to die,
you know how to live.


「死に方さえ分かれば---
生き方が分かる」

「愛し合わねば人は死んでしまう」


真正面から死と向き合うモリーは、生きているうちに褒められたいと生前葬を希望。シャーロット夫人や知人らと時を過ごす。

ミッチは付き合って7年になるバックボーカルをしている恋人ジャニーとの結婚に踏ん切りがつかないでいたのだが、ある日彼女に別れを切り出されてしまう。大切なことを後回しにするなという先生の話を聞き、婚約指輪を用意するが…ジャニーにはもう遅いと断られてしまう。

ジャニーそして連載コラムの仕事を失ってしまったモリーは先生に助言を求め、そして素直な気持ちを手紙と指輪に託してジャニーの卓上に残す。答えを保留したジャニーだったが、ミッチとモリーに会いに行き、その帰路に復縁を決める。

毎週火曜日に人生の授業を行ったモリー。そして彼の葬儀もまた、火曜日だった。



人々は、人生がテーマの映画に自身の思い出を投影するのだと思う。ミッチが衰弱したモリーに軟膏を塗るシーン。死の何日か前に病室で見た、祖母の細くて青白い弱々しい足を思い出した。ぜえぜえ苦しみながら、でも「わざわざお見舞いに来てくれてありがとう」と手を握ってくれた祖母のことを。


死に怯え、生にも怯え、それでも僕らは生きてゆく。。。



モリー先生との火曜日 - Wikipedia

Tuesdays with Morrie (film) - Wikipedia


普及版 モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム(著) 別宮貞徳(翻訳)
日本放送出版協会

レビューに良いコメントがたくさんついていました。活字で読むとまた違った感動があるのかな?











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